インドで働くっておもしろそう!
でも、働くには一体どうしたらいいんだろう?
英語も話せないし、そもそもインドってちゃんと生活できるのかな…><
などなど、インドで働いてみたいと思っても、いざ実行に移すとなると様々なギモンや悩みが出てきますよね。
そこで今回は、実際にインドで働いた経験のある女性会社員のFさんに、インドの就職事情や生活について寄稿して頂きました!
読んだ後は管理人もインドで働いてみたくなりましたよ。もし独身だったら本気で計画したと思います(笑)
この記事が、読者さんのインドで働くための第一歩につながれば嬉しいです(*^^*)
それでは、いってみましょう!
インドで働くにはどんな就職先があるの?
インドでの就職先のご紹介の前に、まずはわたしのプロフィールをご紹介します。
- 名前:F
- 国籍:日本人
- 性別:女性
- 年齢:31歳
日本で会社員として勤めていたものの、あるとき思い立ってインドの現地法人に転職。
英語も話せず、海外滞在経験もゼロながら28歳でインドに渡り、2年働いて日本に帰ってきました!
そんなわたしが、実体験を交えながらインドで働くことについてご紹介しますね。
ジェトロの調査によると、インドに進出している日系企業の数は、2017年で1,369社にものぼります。2006年から比べると約5倍に増えており、今後もますます増えていくことが予想されます。
このような日系企業が、インドで働く就職先の候補になります。
日系企業の一例では、キャノン・三菱商事・博報堂・日本郵船・トヨタ・日本生命など、大手企業が目白押し!
日本では入社することが難しい大手企業でも、インドでの就職ならチャンスがあります!
特に営業職や、駐在員をサポートするバックオフィススタッフの求人は多いのでおすすめですよ♪
そのほか、インドの現地企業でも、TATA(タタグループ)やアライアンスグループなど大手企業が就職先としてあります。
インドで働く魅力・メリットとは?
では、インドで働く魅力やメリットについて、実際に働いてきた私が実感したことをお伝えします。
魅力その1:英語が上達する!
インドでは、第二公用語が英語のため、ビジネスの場では英語を話します。
実際には、日本人向けの営業やカスタマーサポートがほとんどなので、お客様に対しては日本語でやり取りすることが多いのですが、現地人と話す際には英語です。
必然的に英語を使う環境にいるため、ヒアリング&スピーキングがメキメキ上達します!
実はわたし、インドに行く前には英語なんて全く話せませんでした。
TOEICなんて200点台と本当に英語が苦手で…^^;
そんな私も、インドで2年生活したら英語がある程度は話せるようになり、TOEICもなんと700点まで上がりました!
なので、英語を身につけたい方にはおすすめです♪
魅力その2:グローバルな視野が身につく!
インドは、2030年に人口が15億人を超え、世界1位になると言われています。
そんな世界最大のマーケットで働くことで、ビジネスやマーケティングなど、すべてにおいてグローバルな視野が身につきます。
また、交渉術に長けているインド人と仕事をすることで、交渉スキルもアップします。
自分の価値観が広がっていくことに面白みを感じられる人なら、楽しみながらビジネスパーソンとしてスキルアップできます!
魅力その3:高い給料が期待できる!
外国人がインドで働く場合、雇用ビザを取得する条件として、最低年収が2万5000ドル(約250~300万円)以上という規定があります。
そのため、月収で約20万円は保証されるということになります。
これは、インド人(ホワイトカラー)の給料相場の3倍ほどと言われており、インドでは十分生活できる水準です。
海外で働くというと安い給料でこき使われるのでは…と思うかもしれませんが、これなら安心ですね♪
大手の日系企業では家賃負担や福利厚生なども充実しているため、インドで働きながら貯金することも可能ですよ。
インドで働く方法は?どうすれば働ける?
このように、インドで働く魅力やメリットはたくさんあるのですが、「実際にどうしたら働けるの?」という点が気になりますよね。
インドで働く方法としては、下記の3つがあります。
- インターンとして働く
- 駐在員として赴任する
- 新卒や転職で就職する
インターンは、インドの現地企業や日系企業、NGOなどで募集されていることもあります。
インターンのため、渡航費や宿泊費は出ても給料などはあまり期待できず、学生のうちに海外で働いてみたいという方におすすめです。
また、駐在員として赴任する場合は、まず日本の企業に採用される必要があります。
駐在員の場合、年収や待遇は日本企業で働く場合と同じかそれ以上が期待できますが、求められるスキルも高くなります。
ですので、「インドで働きたい!」という方にとって一番現実的なのは、インドの現地企業や日系企業に現地採用される方法だと思います。
その場合は、インドやアジアを専門とした求人サイトや転職エージェントなどを利用するのが一般的です。
ちなみに私は、日本の求人サイトでたまたま見つけた現地企業に応募し、採用されましたよ^^
インドで働く人のためのQ&A
最後に、実際にインドで働く際に気になる点について、実体験をもとにQ&A形式でお答えします!
質問:未経験でも働けるの?
回答:大丈夫です!私も海外で生活したことも働いたことも一度もありませんでしたから^○^
基本的に日本人向けのサービスを提供している会社が多いので、日本でバイトや働いた経験がある方なら、仕事は徐々に慣れていくと思います。
インド人と働くと、彼らの仕事の進め方や時間の感覚に驚いたり、時にイライラすることもありますが、「郷に入れば郷に従え」の気持を持てば乗り越えられます。
質問:英語は話せなくても大丈夫?
回答:こちらも大丈夫です。笑
日本人向けの営業やカスタマーサポートであれば、ビジネスではほぼ日本語でのやり取りになります。
現地人とのやり取りでは英語が必要になりますが、日常会話レベルでなんとか乗り越えられます。
インド人の英語はインドなまりが強いので、はじめは何を言っているのか聞き取るのが難しいのですが、慣れれば徐々に聞き取れるようになります。
大切なのは、積極的に話しかけること。「話せない」と閉じこもっていては、英語は上達しません。
身振り手振りや筆談も交えながら、伝えたいことを伝える努力を積み重ねましょう。
質問:インドでの生活ってどんな感じ?
回答:よく、インドで暮らしていたというと、「インドって手でご飯食べるの?」「インドではカレーばかり?」などと聞かれます。
それくらい、インドでの生活って想像しにくいものがありますよね。
インドでは、村では昔ながらの生活が根付いていますが、日本人が暮らすような都心部ではトイレは水洗でクーラーもありますし、割と快適に生活できますよ。
食事の際にも基本的にスプーンやフォークがついてきますし。私は旅行地以外では、手で食事を食べたことはほぼありません。
インド料理は基本的にカレー味のものが多いですが、そういう味に飽きたらスタバやマック、KFCなどのチェーン店に行くこともあります。
デリーやグルガオンでは、日本料理屋さんや日本食が手に入るスーパーもあります。少し値は張りますが…^^;
IT王国だけにインターネットやスマホなども普及しており、Wi-Fiも使えます。
4~5月は場所によっては40度を超えるほど暑くなったり、6月~9月はモンスーンと言って雨が続き水害が起こることもありますが、室内にいれば平気です。
その他、いざインドに行ったあとで、「アレ持ってくれば良かった~!」とならないために。
インド滞在に必要な持ち物リスト!これだけは日本から持っていきたい!質問:女性は危なくないの?
回答:女性にとって、インドの治安は最も気になるところだと思います。
「夜に歩いて大丈夫なの?」「襲われたりしないの?」など、不安に思うこともあるでしょう。
これは、働く場所によって異なりますが、都心部であれば、治安はそこまで悪くないと思います。私は仕事後に飲みにいって、夜中の1時過ぎにタクシーに乗って家に帰ったりしていました。
インドでは、Uberなどスマホでタクシーの配車を頼めるサービスが充実しており、値段も安いので、夜に出歩く時にはよく活用していました。
観光地に旅行者として訪れるのと、現地で働くのでは状況が異なるので、そこまで不安に思わなくても大丈夫だと思います。
日本人の遭遇しやすいインドでのトラブル事例を事前に知っておきましょう。
インドでのトラブル事例!日本人女性の実体験&失敗談を解説!編集後記
以上、Fさんからのインドで働く方法についてでした!
英語が話せなくても、海外での経験がなくても、インドで働くことは可能なんですね!
給料も思ったより低くなさそうだし、女性も最低限のことを気をつければインドで楽しく生活できるということもわかりました。
いや~最初は凄くハードルの高そうな印象でしたが、Fさんのお話を聴いてみると、以外とグローバルは身近なんだな、と思いました♪
次回、インドでの1ヶ月の生活費についてです!
インドの生活費!一ヶ月にいくら必要?食費や家賃など気になる費用を解説!