マンション購入の諸費用!中古物件で実際に払った額は?

中古マンションの諸費用って、どのくらいかかるんだろう?」

家を買おうとすると、家自体の価格だけでなく様々な諸費用が必要になってきますよね。私は以前、東京での転勤を終えて、関西に戻ることがありました。
その時、分譲マンションを購入することにしたんですね。

でも当時、恥ずかしながら、貯金がほとんどない状態&年収も低かったので、中古マンションで探しました。

運良く、私が住もうとしていた滋賀県は中古マンションが豊富でしかも安く、築20年前後で1,000万って物件が、たくさんありました(#^.^#)

探してみると綺麗で広い物件があり、すぐに決定。

で、支払う費用についてなんですが、本体価格はすぐにわかりますよね。(ちなみに提示されている価格より少し安めで買うという意志表示をすると、通ることがあります)

問題は諸費用なんですが、これが調べても、いまいち金額や内容がハッキリわかりませんでした。
(物件が決まるか、決まりそうになってくると不動産屋さんも、丁寧に説明してくれるのですが・・・)

そこで今回は、私が中古マンションを購入した時の、諸費用の全てを、実際の金額で、詳しく公開しようと思います♪

また、支払うタイミングも気になりますよね?

こちらも一緒に、ご紹介します^^

中古マンションの購入にかかる諸費用は?

かなりたくさんの書類↓に実印を押します(笑)

不動産の書類

それでは、実際にかかった諸費用について、ご紹介していきますね。

まず、購入したマンションの内容です。

管理人が購入した物件内容
  • 専有面積:約94㎡
  • 購入価格1,050万円
  • 築年数:20年
  • 住宅ローン借入本体分:1,050万円
  • 住宅ローン借入諸費用分※:200万円
  • ※リフォームローンという商品でした。

あれ、諸費用も借入?

はい、フルローンでございます( ̄▽ ̄)

当時は100万円くらいしか貯金がなかったもので。

とはいえ、よく不動産の広告で、頭金も不要で諸費用もローンOK!って書いてありますが、本当に貯金ゼロだと購入は難しいと思います。ローンの借入金が入金されるより前に、手付金などのお金が必要になってきます。

では、マンションの諸費用について支払うタイミング別に、見ていきましょう♪

物件を決めた!売買契約時に必要な費用!

売買契約書の表紙

素敵な物件があり、無事にローンの仮審査も通ったので買うことに決めました。

そこで、売買契約です。

売買契約の時点で、売り主である現所有者に手付金を払い、売買契約を結びます。

売買契約時に必要な費用
  • 手付金:50万円
    物件価格の一部として支払う。額は任意で、物件価格の3%~10%くらい
  • 印紙代:1万5,000円
    軽減措置があって、5,000円安かったです^^
  • 仲介手数料の半金:19万6,875円
    不動産屋さんへの手数料で、半額ずつ払います。
    「取引金額×3%+6万円」以内×消費税
  • ローン代行手数料:5万2,500円
    不動産屋さんへの手数料です。銀行からの借り入れに関することを自分で行えばかかりません。ただ、何をすれば良いのかはわからなかったので、私は依頼しました。

※それぞれ私が実際に支払った金額で、物件の価格により変動します。

というわけで、売買契約時には以下のお金が必要でした。

売買契約時:76万4,375円

この売買契約書をもって、銀行はローンの本審査を行いますので、この時点ではご自身の貯金などでお金を用意する必要があります。

私も、初めての不動産購入ですし貯金がほとんどなかったので、けっこう焦りました(^^;

100万円近い金額をスーツの胸ポケットに入れて、ドキドキしながら移動したのを覚えています^^

続いて、銀行とのローンの契約です。

私は当時、東京に住んでいました。

そのため、何度も関西に来ることができず、出来る限り、契約や手続きは1日にまとめてもらうよう、調整してもらいました。

それゆえ、手続きの段取りが、やや変わる可能性があります。

住宅ローンの借入の契約をしよう♪

売買契約が結べたら、次は銀行とローンの申し込み&契約です。

ローン契約時に必要な費用
  • 印紙代:2万円
    この契約では、軽減措置はなかった(涙)
  • 保証料:ローン金利に上乗せしたので支払はナシ
    金利に0.2%分上乗せを選択。現金で払うことも選べた(その方が安い)。
  • 団体信用生命保険料:ローン金利に込み

※それぞれ私が実際に支払った金額で、物件の価格により変動します。

というわけで、ローン契約時には以下のお金が必要でした。

ローン契約時:2万円

さて、無事にローンの借入の契約がすんだら次は物件の引渡です。いよいよ、マンションがあなたのものに!

物件の引き渡し&ローン実行!

登記費用

引渡しは、だいたいローンを利用する銀行で行われることが多いようです。私の場合も、今まで縁のなかったとても立派な部屋で行いました^^

引き渡し時に必要な費用
  • 登記費用:70,350円
    所有権移転・保存・抵当権設定などの登録免許税や印紙税です。
  • 司法書士報酬:117,600円
    登記をしてもらった司法書士さんへの報酬です。
  • ローン事務手数料:31,500円
    銀行への支払いです。
  • 固定資産税:10,008円
    前所有者が、4月~翌3月までの1年分を支払っているので、
    自分が所有する月以降の分を月割りで。
  • マンション管理費:27,067円
    前所有者が、すでに支払ったマンションの管理費で、
    自分が所有する月の分を日割りで。
  • 仲介手数料の半金:19万6,875円
    不動産屋さんへの手数料で、半額の残金を払います。
  • 火災保険料:13万4,330円
    相見積をとって、安くするのもアリですね。

※諸費用ローンが実行され、私の口座に入金されたお金で支払いました。

というわけで、引渡し時には以下の諸費用がかかりました。

引渡し時:58万7,730円(現金は不要でした)

これで晴れて、マンションの持ち主です!

私は上記の引渡しのあと、ウキウキしてマンションに直行し何もない部屋の中で大の字になって寝ました^^
感慨深かったですね。

さて、それでは、諸費用の合計です。

マンションの価格:1,050万円に対して・・・

諸費用の合計:87万2,105円

諸費用は、物件価格の約8.3%でした。

中古物件は仲介手数料が必要な分、諸費用が高くなりますね。

別途、契約書に貼り付ける200円程度の印紙代は、何度か必要でした。

他にどんなものが必要?

あとは、リフォーム代や引越し代ですね。

おっと、そういえば忘れた頃に、不動産取得税の請求もきましたし、引越してすぐに年度が変わりましたので、固定資産税の請求も来ました。

家を買うと色々お金がかかるんだな~と思った、当時20代の管理人でした・・・( ̄▽ ̄)

おわりに

赤裸々にご紹介した、私の中古マンションの購入に関する諸費用は、いかがでしたか?

当時はけっこう必死で、何を払ったとかどんな手続きをしたとか、いっぱいいっぱいでしたが、見返してみると面白かったです^^
頑張ったな~と思ったりして。

ちなみに、今は上記のマンションは売却して一戸建てに住んでいます。

この時は、マンション売却&借り換えローン&土地購入&住宅の建築と、なかなかハードな時間が過ごせました(^▽^;)

また機会があったら、一戸建て編も書きたいと思います!

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