リーマンショックはいつ起こった!?その経緯をわかりやすく!(その1)

リーマンショックはいつ起こった!?その経緯をわかりやすく

100年に1度と呼ばれた、2008年のリーマンショックからの世界的な金融危機

アメリカでは地方の中規模の銀行がバタバタと潰れ、世界中の国々で失業者が激増する大不況を引き起こしました(ノД`)・゜・。

私は、当時フリーランスで働いていましたので、自営業者は影響をモロに受ける立ち位置ということを痛感しましたね・・・

おそらく、リーマンショックは300年後の社会の教科書にも、しっかりと記載されることでしょう。

今回は、そんな金融危機からの世界的大不況のキッカケとなった、リーマンショックはいつ起こったのか?その経緯をわかりやすく、解説したいと思います。

それでは、いってみましょう!

リーマンショックはいつ起こった?

ウォール街2

リーマンショックがいつ起こったかと言うと、2008年9月にアメリカのリーマンブラザーズという超大手証券会社が経営破たんしたことで起こりました。

日本でいうと野村証券や大和証券のような有名な巨大企業です。1850年に創業し150年以上も歴史のある、アメリカで第4位の証券会社でした。なんと倒産時の負債総額は約64兆円!米国最大の負債額でした。

フウクマ

64兆円・・・!何をどうやったらそんなに負債が大きくなるの?

いかに規模が大きいかがわかるよね。

パパクマ

そんなリーマンブラザーズが倒産し、その後数年の間、歴史に残る世界的な大不況となりました。

影響の大きすぎる巨大企業なので、経営破たんしたまま放っておくと被害が拡大してしまいます(連鎖的な倒産などの大規模な悪影響)。そのためアメリカ政府が救済するだろう、と市場(しじょう、株式市場、為替市場など)は予想しました。

しかしアメリカ政府は救済しませんでした!
このことに衝撃を受けた投資家が投資資金を一斉に引きあげたため、未曾有の世界不況に突入したのでした。

これがリーマンショックです。

リーマンショックはいつ起こった?
2008年9月にリーマン・ブラザーズの経営破たんから、リーマンショックは発生した。

リーマンショックはいつ起きた?経緯1サブプライムローン

それではリーマンショックが起こるまでの経緯を見ていきましょう。

まず、なぜ巨大な証券会社とはいえ、アメリカの1企業が破たんしただけで世界的な大不況の原因とまでなったのでしょうか?

それは、リーマンブラザーズを始め色々な金融機関が販売していた、ある金融商品(投資信託のようなもの)が原因でした。

その金融商品とは、悪名高いサブプライムローンと呼ばれる住宅ローンです。

サブプライムローンとは何か?

ニューヨーク証券取引所正面

サブプライムローンとは何でしょうか?

サブプライムローンは住宅ローンの一種なのですが、日本人の感覚で住宅ローンを組むことを考えると、住宅ローンは経済的な信用力のある人しか組めません。

毎月ちゃんとお給料をもらえて、クビになりにくく離職しにくい正社員だね。

パパクマ

さらに公務員は、絶対に勤め先が倒産しないため、より信用力があるとみなされます。

もちろん自営業の方でも住宅ローンは組めますが、返済が滞る可能性が会社員より高くなるため、借りる時の審査が厳しくなったり金利が高くなったりします。例え年収が公務員より多くても、そうなる可能性が高いのです。

そして、フリーターやアルバイトでは、日本ではまず住宅ローンは組めません。

ところがサブプライムローンは、こういった経済的な信用力が低い人達に向けて発売された住宅ローンでした。

MEMO
※信用力の高い人達向けの通常の住宅ローンをプライムローンといいます。

返済が滞るリスクは、次でご紹介する2つの内容でカバーされるはずでした。

サブプライムローンが儲かる仕組みとリスク回避は?

サブプライムローンという住宅ローンがどのように利益を出して、返済が滞る高いリスクを回避するはずだったのかは次の通りです。

サブプライムローンの儲かる仕組みとリスク回避
  1. 高金利
    返済が出来ない人が出てもそれは少数の人達で、大部分の人達は返済を続けられるだろう、その人達からの返済は高金利なので利益が出るという理屈です。
  2. 住宅を担保にする
    当時はアメリカの不動産の値段が上がっている最中だったため、もし返済が滞ったら家を売却して返済すればOKというものでした。日本の1990年頃のバブル当時と同じ発想ですね。

あまりリスク回避になっていませんよね。。特に2つ目が。

実際にしばらくはうまくいきました。高金利ですから、サブプライムローンからの収益は大きなものとなりました。借りた人の返済が滞ったら住宅を売却して返済させればOKでした。

そのようにうまくいくものだから、がんがんサブプライムローンを売りまくりました。それこそ、ウェイトレスさんやビルの窓ふきのアルバイトさんにも(^▽^)

フウクマ

え!信用力の低い人たちに貸しても大丈夫なの?

いや、やはり大丈夫じゃなかったんだ・・・

パパクマ

皆、自分の家が欲しいんです。まさに「夢」ですよね。売れまくりました。景気も良いので返済が滞る人も少ないです。

ただ、ここまでならただの高リスクな住宅ローンだったのですが。。。

リーマンショックはいつ起きた?経緯2サブプライムローン証券化

成功してサムズアップ

味をしめた投資銀行や金融機関は、サブプライムローンをもっと売ってたくさん儲けようと考えました。

そして当時エリートで、賢い「はず」だった人達があることを考案します。

サブプライムローンの証券化
サブプライムローンを証券化して、多くの人や企業に売ればもっと儲かるのでは?

でも、返済が滞るリスクがあるなあ~

よし!そのリスクは、信用力の高い人達に貸した普通の住宅ローンとセットにすれば、多少貸し倒れがあっても信用力の高い住宅ローンでカバーできる!

さらに、もっと他の信用力のあるローンとも混ぜることでリスクが低く均一になる!

俺たち、また大儲け!天才( ´∀`)!!

という理屈で、サブプライムローンは投資銀行により証券化されました。リスクの低い金融商品などとセット販売という形で。

少ないリスクで、大きなリターンが見込める商品として。

サブプライムローンが怪しい金融商品に進化
ここから、わかりやすい高リスク住宅ローンであるサブプライムローンが、リスクの度合いがよくわからない金融商品になりました。

これがリーマンショックを世界的な金融危機にした大きな要因です。

サブプライムローンからリーマンショックへ

そして、この証券化されたサブプライムローンが混在した金融商品を、アメリカを代表するような投資銀行・証券会社が売り出したものですから、世界中の銀行や機関投資家などがこぞって買いました。

空前の大ヒット。

一見、良い商品のように見えますが、そんなことはありませんでした。

・・・これが後々、大惨事を生む結果になってしまいます(;∀;)

長くなってしまったので、

ニューヨーク証券取引所リーマンショック!その原因とは?わかりやすく解説(その2)

へ続きます。

さいごに

リーマンショックはいつ起こったのか?その経緯でした!

私達からするとお金は限られたものという感覚ですが、世界中にはお金(投資資金)は有り余っているようです。そのため、良いと思われる金融商品はどんどん売れていきます。

リーマンブラザースの負債64兆円は、投資で失敗するには大きすぎる金額ですね。

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