不況だ~リストラだ~と、何かと世知辛い世の中ですが、このページにこられたということは「自宅を購入した」ということですよね。
おめでとうございます\(^O^)/
あと、ありがとうございます。
あなたのおかげで、日本の景気が少し良くなりました。不動産屋さんや大工さん、その他あなたの家の売買や建築に関わった全ての人が潤ったことでしょう。
さて、めでたいついでに、住宅ローンを組んだ人には税金の安くなる「住宅ローン控除」という制度があります。
この住宅ローン控除は、住宅を10年以上のローンを組んで購入した人は、住居費がたくさんかかるだろうから、所得税・住民税を減税してあげましょう!という、ありがたい制度です。
しかし、きちんと手続きをしないと控除を受ける事ができませんので、確定申告での住宅ローン控除申請の仕方や、いつからいつまでできるか、期間について、一緒に確認しておきましょう。
住宅ローン控除の申請手続き
手続き方法は最初は確定申告ですのでちょっとだけ面倒ですが、初年度に確定申告をしておけば、次年度以降は年末調整で手続きできるため、便利です。
ざっくりとした流れは以下の通りです。
- 住宅を購入する
- 翌年の確定申告で住宅ローン控除を申請する
- 税金の還付が行われる(^▽^)
- 次年度は勤め先の年末控除で住宅ローン控除を申請する
- 税金の還付が行われる
(以降、4、5の繰り返し)
では、具体的な確定申告の方法を見てみましょう。
住宅ローン控除の申請期間はいつからいつまで?
家を建てた翌年に、確定申告を行い申請します。
サラリーマンの方は、初年度のみ(次年度以降は年末調整で)確定申告を行い、個人事業主の方は毎年行います。
通常の確定申告と違い、1月1日から申告が可能です。
締め切りは、還付申告(お金を受け取るもの)なので通常の申告時期(3月15日)と同じではありません※。
しかし、3月15日まで!と思っておきましょう。
ずるずる先延ばしにしやすいので(^^;
初年度の確定申告で必要な書類は?
それでは、住宅ローン控除の申請に、必要な書類の一覧です。
書類の取得先も一緒に記載しておきますね。
- 借入金の年末残高証明書:金融機関
- 土地や建物の登記事項証明書:法務局
- 工事請負契約書の写し:施工業者
- 売買契約書の写し:不動産業者
- 住民票:市役所など
- 源泉徴収票:勤め先
- 住宅借入金等特別控除額の計算明細書:税務署
家を購入した時は、とにかく忙しいことが多く、書類や領収書がたくさん出てきます。
そのためあらかじめ100均などで、ジップ付きの大きめのクリアファイルを用意しておき、書類が手元に来るたびにそこへファイルするようにしておくと良いですよ。
次年度以降の住宅ローン控除は年末調整で!
次年度以降は、「給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書」という書類が、初年度の確定申告後、税務署から送られてきますのでそちらを使います。
年末(だいたい12月上旬まで)に、この給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書に記入して勤め先へ提出※しますと、年末調整で会社が処理してくれます。記入方法は、>給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書にサンプルが記載されていますので、じっくり読めば書けるようになっています。
さいごに
住宅ローン控除で減税を受ける申請方法でした!いかがでしたでしょうか?
確定申告は慣れないと(慣れても)大変ですが、住宅ローン控除の申請はほぼ機械的にすますことが可能です。
半日くらいじっくりとりかかれば、以外にあっさりと終わりますので頑張ってくださいね!
読んでいただき、ありがとうございました。
情報ありがとうございます。去年の夏に住宅を購入して、さぁ、3月15日までにやらねば・・・とめんどくさがっていたところです。
記事の書き出しがとても気持ち良く思わずコメントを書きたくなりました。
こちらこそありがとうございます!
こつるぎさま、こんにちは。
嬉しいコメントをありがとうございます。
確定申告って面倒ですよね(^^;
税金の種類が多すぎるのも問題です。
かなり分かりやすかったです!!
焦っていたのですが、なんか安心感のある記事で…ほっとしました☆
ありがとうございました(^^♪
アリス様、こんにちは。
確定申告って焦りますよね~
良かったです!