本当に残念です・・・orz
え?何がって?
もともと2015年10月に10%に増税される予定だった消費税ですが、二度延期されたものの、2019年10月には10%への増税が確定しました。。。
増税延期が決まる前、閣僚を含む大物議員が「増税はすべき。」と、何人も発言されていましたが無事に延期されました。
と・こ・ろ・が!
安部首相が増税の延期発言をされた時、非常に残念なことも、一緒に発言されたんです。
今回はそのとても残念で、注目すべきポイントと、消費税の10%への増税はいつからなの?と、こちらをご紹介しますね!
消費税が10%になるのはいつから?
はじめ、2015年10月に10%になる予定だった消費税は、2回の延期がなされました。
では、この延期の理由は何でしょうか?
こちらを、延期の決断を発表する時の、安倍総理の発言内容から、見てみましょう。
増税が延期された理由は?
総理が、10%への増税を見送った理由です。
~引用ここから~
平成26年11月18日 安倍内閣総理大臣記者会見(前略)
消費税を引き上げることによって景気が腰折れてしまえば、国民生活に大きな負担をかけることになります。そして、その結果、税率を上げても税収が増えないということになっては元も子もありません。
(後略)
出典:首相官邸HPより
~引用ここまで~
要約します。
こちらが、増税を見送った理由ですね。
<2016.5.30追記>
さらに再延期が決定されたことについて、どうも否定的な報道が多いように見えます。これはなぜでしょうか?
再延期の理由は、「リーマン・ショック前の水準に環境が似ていて、増税することで景気が悪化し、さらなる景気この後退をふせぐため」です。
めっちゃ妥当だと思うんですが(^^;
しかしなぜか、「増税は先送りできない!」「財政悪化で日本経済が破綻する!」などという議論があるようです。
こういう発言をされるということは、消費税が8%になった時の景気悪化をもう忘れちゃったのでしょうか?
3→5%になった時も悪化しましたし(後述)。
本当に謎な発言や報道だと思います。
増税は、景気に対してブレーキ以外のなにものでもありません。
増税すると財政を再建する前に、不景気が加速します。
私達国民は、この基本をしっかり認識してサバイバルしていきましょう。
当ブログでも何度かご紹介したように、今回の増税を決断された安倍首相は、やはり、不況時の増税は景気が悪化する、
ということを、理由とされています。
過去、消費税を3%から5%に増税した時、消費税の税収はアップしましたが所得税と法人税の税収は、ダウンしました。
まさに、本末転倒です(^_^;
消費税増税の影響をわかりやすく!増税で景気は悪化!証拠アリ!今回も、そういった過去の教訓を活かされたわけですね。
ただ・・・
喜んでばかりもいられません。
次回の増税について、決して無視できない注目すべき点があったんです(涙)
次は絶対10%に増税します!?
その、無視できない注目点は、
次回の増税は必ず行うという点です。
しかし、首相は増税の延期を決断されました。ギリギリセーフ(´ー`A;)
今までは、かなり強い口調で増税されるとおっしゃっていましたが、撤回され延期です。色々と批判されることもある安倍首相ですが、
いやもう本当にグッジョブ( ´∀`)b
今回のような、景気判断条項がないんです。
こちらも、安倍総理の発言内容を見てみましょう。
~引用ここから~
平成26年11月18日 安倍内閣総理大臣記者会見(前略)
しかし、財政再建の旗を降ろすことは決してありません。
再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。
(後略)
出典:上記の平成26年11月18日 安倍内閣総理大臣記者会見より
~引用ここまで~
うわあ。。。
はっきりと断言されています(ToT)
景気を良くして、「増税しても問題ないようにするよ!」
というお考えのようです。
そして、景気回復は可能!ともおっしゃっています。
ちなみに、3年間とおっしゃっていますが、実際には、この発言の時点からは、2年3か月間なので、3年は多く言い過ぎでは?と思います・・・( 一一)
しかしこの、景気回復ですが、本当に可能なのでしょうか?
あと2年3か月で、増税しても問題のない経済状況(つまり好景気)になるのでしょうか?
景気判断条項がなくても、延期してくれましたし^^
最後にそれを占うため、今までのアベノミクスの経済効果が、どのようなものだったのか確認してみましょう。
アベノミクスの経済効果は?
2014年12月までの、アベノミクスの経済効果です。
- 有効求人倍率:2014年9月 1.09倍(22年ぶり高水準)
- 給料:平均2%以上アップ
- 平均月額:過去15年間で最高水準
- 夏の賞与:過去24年間で最高水準
- 倒産件数:24年ぶりの低水準
- 就業者数:21か月連続増加
- 高卒内定率:68.4%(4年連続改善)
- 大卒内定率:54.4%(1998年以来の高水準)
- 日経平均株価:約70%アップ(10,000円程⇒17,000円台へ)
- 円相場:80円台前半⇒約120円
出典:上記の平成26年11月18日 安倍内閣総理大臣記者会見より
なかなか素晴らしい指標が、並んでいるように見えます^^
これらの数字からは、アベノミクスって賛否両論ありますが、直前の民主党政権時代よりは経済を良くしたんだな~と、言えると思います。
(円安が良い悪いの議論はありますが)
上記の指標からは、別の政権が誕生するよりも、安倍政権のままの方が、景気回復の確立は高いだろう、と、個人的には感じました。とはいえ、増税OK!というレベルの景気回復は、あと2年3か月では、正直厳しいよな、と思います。(8%に増税したことでGDPは悪化しましたし)
やっぱり厳しかったw
8%になって物価が上がって、でも実際の給料は大手企業しが上がっていない状態です。これで家計を預かるお母さんは、物を買おう!とか旅行に行こう!とか思うでしょうか?
残念ながら、より節約されることでしょう。我が家はそうですしね。。。
私は、以前に8%にした時点で詰んだな、というのが正直な感想です。何か大きな外部環境の変化でもない限り、もう当分は日本経済は復活できないのではないでしょうか?
ただ、日本が大きく沈むことはないとも思っています。細く長く、ゆっくりと衰えていく気がします。
それがイヤなら、今すぐ減税しましょう。消費税0%に。減税して消費を活性化して、経済を好況の循環にのせましょう。
さいごに
消費税が10%になるのは、いつから?でした!
上記の指標は数値上は良かったのですが、庶民の生活からは経済が良くなりつつあることを、実感できていません。
この実感までは、ある程度のタイムラグがあるのでしょうか。むしろ8%への増税で、日用品が高くなったな・・・と私は感じています。つまり体感上の景気は良くなるどころか、悪くなっている?
ただ、雇用情勢は久しぶりの売り手市場で、大学生も内定がとりやすくなっているそうですね。この点は素晴らしいと思います。
給料が上がってない
H・O様、こんにちは。
企業は儲からないと給料を上げられません。
消費税を上げて消費が冷え込むと、ますます企業は儲かりません。
消費税を上げたことは、大失敗でしょうね・・・
残念です。それまではアベノミクス、けっこう良かったのに。
消費税をなぜオリンピック前に上げるのか?
外国の人に沢山買い物して貰い日本の国にお金を落として貰うと日本は少し潤うと思いますが!
田舎者さま、こんばんは。
オリンピック前も後も、日本経済が上向くまではダメですよね。
短絡的に増税すれば税収が上がる!(結果、経済が下がっても知らないよ~)と本気で思っている方がいるのでしょう。。。
消費税の増税は延期ではなく(きっぱり)廃止。とんでもない。けしからん。問題外断念。もってのほか。
コメントありがとうございます。
そうですね!
本当にやめてください。
外国の方が買い物をしても消費税はかからないのでは。
コメントありがとうございます。
日本に住んでいる外国人の方には、消費税はかかります。
消費税の増税は延期ではなく(きっぱり)廃止。再延期ではなく(きっぱり)廃止とんでもない。問題外断念けしからんもってのほか。
あんトキのえのき様、こんにちは。
その通りですね。搾取するよりも、無駄の削減、景気回復に専念してほしいと思います。もう国民は十分に徴収されています。