昨日ガソリンスタンドへ、ガソリンを入れに行きました。
すると、
ん?なんか、値上がりしてる??
ああ、消費税が増税されたからか・・・
と残念に思いながら、給油していると、
隣で給油しているおじさんと、ガソリンスタンドの
店長らしき人が、会話している声が、聞こえてきました。
GSの店長さん「今回、消費税だけじゃないんですよ~」
給油中のおじさん「え?増税って消費税だけじゃないの?」
GSの店長さん「地球温暖化関連の税金も上がってるんですわ。」
私と給油中のおじさん「なにー!!!」
どうやら、ガソリンの増税は、消費税だけではないようです\(◎o◎)/!
非常に気になったので、即効で家に帰り、詳しく調べてみました。
すると確かに、「地球温暖化対策税」が、
2014年4月1日から、増税されていました(;∀;)
これは、日本を良くするために、少しでも拡散せねば!
という半端ない使命感で、ガソリンに関する、消費税以外の増税について、
調べてみた内容を、ご紹介します!
ガソリンにかかる税金は?
まずは、ガソリンにかかっている税金と、その金額です。
- ガソリン税
- 石油石炭税
- 原油関税
- 消費税(増税)
- 地球温暖化対策税(増税)
うっわ、5種類ってマジ(?_?)
と言いたくなるほど、たくさん課税されています。
なんでそんなに?
ガソリンって生活必需品ですよね!?
ガソリン税は、1リットルあたり53.8円徴収されていて、
その内の25.1円は、暫定税率です。
でも、1974年以降、全然暫定分が廃止されないので、
暫定ってどうかと思います(^^;
地球温暖化対策税って何?
そして、問題の地球温暖化対策税ですが、
実は2012年から、すでに徴収されていました。
し、知らなかった・・・orz
この税金は、いったいどういうものなんでしょう?
答えは、環境省のHPにありました。
~引用ここから~
【環境省HPより】
(前略)
平成24年10月1日から「地球温暖化対策のための税」が段階的に施行されており、平成26年4月1日からは2段階目の税率が適用されます。具体的には、石油・天然ガス・石炭といったすべての化石燃料の利用に対し、環境負荷(CO2排出量)に応じて広く公平に負担を求めるものです。(中略)
地球温暖化対策税の税収は、初年度(平成24年度)391億円、平年度(平成28年度以降)2,623億円と見込まれています。
この税収を活用して、省エネルギー対策、再生可能エネルギー普及、化石燃料のクリーン化・効率化などのエネルギー起源CO2排出抑制の諸施策を着実に実施していくこと
(後略)
~引用ここまで~
他に記載されていたことを、まとめると、
- 2050年までに80%の温室効果ガスの排出削減を目指している
- 温室効果ガスの約9割はエネルギー利用に由来するCO2である
- そのためCO2をたくさん出す化石燃料に課税する
- 集めた税金で省エネルギー対策や再生可能エネルギー普及させる
- そのため、灯油や電気・ガスの値段も上がる
- 家計負担は平均世帯で、年間1,228円の試算である
な、なにー!
電気代やガス代も上がるんですか!?
すごくもっともな理由のようにも見えますが、
すでにかなり課税されているガソリンに対して、
さらに課税するのはどうなんでしょうか?
それに、試算結果が少ないような・・・
我が家で試算すると、灯油や電気・ガスの値段も上がると、
年間5,000円くらいの負担増です。
さらに消費税の増税も考えると大打撃です(ToT)
この、地球温暖化対策税は、
3段階に分けて増税される予定で、1Lに対し、
- 2012年10月から0.25円
- 2014年4月から0.25円
- 2016年4月から0.26円
と合計で、0.76円/1Lの増税です。
今回(2014年4月)の増税分は、消費税が3%アップ、
地球温暖化対策税が1リットルあたり0.25円アップです。
だいたい、レギュラーガソリン1リットルで、
今回は、5円の値上がりです。
私の車は70リットル入るので、350円のアップで、
満タンにすると、確実に1万円超え・・・orz
さらに、ガソリンには、税の徴収自体に、
納得できない点もあるんです。
ガソリンは二重課税されている!?
通常、税金は二重に課税してはいけない
ことになっていますが、ガソリンの場合、
ガソリン本体代+各種税金の合計額に対して、
消費税がかかるので、二重に課税されています。
これはおかしい!と素人でも思うのですが、
徴収され続けていますね。
でも、私も今回調べるまで、知りませんでした。
ほとんどの人がそうじゃないのかな?と思います。
(そうじゃなかったらゴメンナサイ)
なので、やはり知ることが大切なんですね。
皆が知れば、だんだん、ソレおかしいんじゃないの?
という議論の声が大きくなるかもしれません。
今は、一般人がこうやって、ブログなどで情報を発信したり、
情報を得たりできますので、そういった意味では、
今後は、希望が持てますよね^^
では、このガソリンに関する税金は、
何に使われているのでしょうか?
ガソリンにかかる税金の使い道は?
ガソリン税は、2009年までは、道路を作ったり、
整備するための財源でした(道路特定財源)。
道路整備以外には使えないお金でした。
しかし現在、ガソリン税は一般財源となっています。
一般財源は、使途は特定されない、
色々なものに使える財源です。
でも、これってどうなの?と思いませんか?
過去の日本の道路は、今では考えられませんが、
道路の質が良くなかったり、舗装する必要がありました。
だから車に乗る人に、その道路の造成・整備の
費用の負担をさせる(=ガソリンへの課税)ことは、
的を得ていたと思います。
で、現在、道路は整備され、昔ほどの整備費用は、
不要となったはずです。
それであれば、ガソリン税を縮小しても良いのでは?と思います。
それを一般財源化するのは、逆じゃない?
ちょっと待てー!と、筋が通らないように思います( `ー´)ノ
おわりに
ガソリンの増税について、いかがでしたか?
以前は、大きな道路のかたわらに、
「この道路はガソリン税でできています」
といった看板があったのですが、
今後はあれ、撤去されていくのでしょうか。
当ブログの消費税の増税に関する記事にも、
コメントをたくさんいただきました。
私も含め、皆さん増税には、
かなりシビアに感じておられるようです。
こういった声が届くのか届かないのか、
目を光らせていましょうね!