消費税が8%から10%に増税されることが、
決定してしまいましたね( ;∀;)
増税は、平成29年4月には10%へ引上げられる予定です。
当ブログでは、過去何度も増税反対を記事にしてきたのですが・・・
まったく世知辛い世の中です( `ー´)ノ
さて、今回はそんな身近な消費税ですが、実際にどんな税金で、
どう使われているのでしょう?
また、日本以外の諸外国では消費税の税率など比較すると、
どうなっているのか?ご紹介したいと思います。
では、いってみましょう!
消費税とは?どんな税金?
消費税は、1954年に世界で初めてフランスで導入され、
日本へは最初3%で、1989年に導入されました。
この時から、
老若男女、大富豪もそうでない人も、平等に課せられる税金が
誕生しました(ー_ー)
消費税とは?消費税は間接税
税金には、直接税と間接税があります。
直接税は、税金を払う人が直接国に納める税金ですね。
間接税を払う人は、商品やサービスを買った人です。
お店などで、買った商品の値段と一緒に払います。
でも、国に消費税を納めにいくわけではありません。
そして、その消費税は、商品を売ったお店が、
預かっておいて、後で国に納めます。
それで間接的に払う税だから間接税といいます。
消費税は国税と地方税が合体?使い道は?
消費税は、5%のうち4%が国税となっていて、
残り1%は地方税となっています。
さらに、国税4%のうちの29.5%は、地方交付税として、地方に交付されます。
使い道は、消費税の国税部分は、
その全てが、福祉関連への予算となっています。
年金や老人医療費、介護などの、
主に老後の安心のために使われています。
今後、増税となる部分については、
公共事業などに使っても良し、となるようです。
また、地方税部分と地方交付税の分の使い道は、
地方にまかされている状態です。
- 国の予算となる部分が約3%
- 地方の予算となる部分が約2%
外国の消費税率は?
消費税は、外国では付加価値税とも呼ばれています。
各国の消費税率です。
国 | 消費税率 |
---|---|
イギリス | 20 |
フランス | 19.6 |
ドイツ | 19 |
中国 | 17 |
韓国 | 10 |
オーストラリア | 10 |
スウェーデン | 25 |
メキシコ | 15 |
各国とも、けっこう高いですね。
アメリカには国(連邦政府)としての消費税はありません。
州や市で課税しているため、地域によってバラバラです。
例えば、カリフォルニア州サンフランシスコ市では、8.75%ですが、
食材には課税されません。
同じように、イギリスやフランス、ドイツ、中国、オーストラリアや
スウェーデン、メキシコなども、食料品や住宅関連費などは5%や6%と低いか、
または無税となっています。
この仕組みは、全て一律の日本とは全く違いますね。
また、スウェーデンはとても税率が高いのですが、
医療費や教育費は無料で、老後の心配もいりません(^▽^)
おまけ:世界の幸福度ランキング!
実際に先ほどのスウェーデンは、世界の幸福度ランキングでいつも、
ベスト10入りしていて、2013は5位となっています。
ちなみに、日本は何位なのでしょうか?
なんと、43位・・・orz
低いんですね!
正直、もっと高いと思っていました・・・
消費税を上げるより、
幸福度を上げてほしいな!
と思いました(笑)