軽自動車の税金!値上げされる金額は?いつから?

私の住む滋賀県では、そんなに田舎ではないのですが、
一家に2台3台と、車を所有しているお宅が多いです。

だいたいが、軽自動車+普通車か、軽自動車2台+普通車というスタイルです。

ご主人が車通勤に使用する分と、
奥さんが普段使う分+成長した子どもの分、といった感じです。

2台持つとなると、維持費もけっこうかかりますので、
税金や燃費の良い軽自動車は、とても助かりますよね。

なんせ軽自動車税は、年間7,200円です。

あ、違いました。

年間7,200円でした

2015年4月以降に購入する新車からは、
1.5倍の10,800円
となります。

残念ながら、日本国民の足を支える軽自動車のメリットが、
少し薄れてしまうことになりました。

今回は、軽自動車の税金が値上げとなることについて、
平成26年度の税制改正の大綱を調べてみました。

すると、上記の金額以上に値上げされてしまう軽自動車も
あることがわかりましたので、まとめてご紹介したいと思います。

負担が増える部分と減る部分

軽自動車

政府は、2014年2月7日の閣議で、地方税法改正案を決定しました。

軽自動車に関連する内容として、次の3点があります。

軽自動車の税金に関係する内容
  • 軽自動車税の増税
  • 自動車取得税の削減
  • 旧車への増税

それぞれ見ていきましょう。

軽自動車税の増税は残念!

2015年4月以降に購入する新車は、

現在の7,200円⇒10,800円に金額が値上げします。

この増額された税金を、実際に納めるのは、
2016年4月以降となります。

特に最近の軽自動車は、1000ccクラスの普通車と比べて、
ひけをとらないレベルの車はたくさんありますよね。

そういった車も、維持費の点でメリットが大きかっただけに残念です。

また、自家用貨物車(軽トラ)なども含めて、
次のように値上げされます。

  • 乗用・自家用:7,200円⇒10,800円
  • 乗用・営業用:5,500円⇒6,900円
  • 貨物用・自家用:4,000円⇒5,000円
  • 貨物用・営業用:3,000円⇒3,800円

「乗用・自家用」以外の値上げ率が少ないのは、
中小企業や農家など商売をしている人へ配慮した形ですね。

新車登録から13年超の軽自動車は、さらに上がります(後述)

負担軽減?自動車取得税の削減

軽自動車税が増税となり、消費税も増税となります( ̄▽ ̄)

そのため、

国民がブチ切れるのを防ぐ国民の負担を軽減するため

代わりに、購入時にかかる自動車取得税が引き下げられます。

2014年4月に、消費税が8%になると同時に、
軽自動車の自動車取得税は、3%⇒2%になり、
消費税10%になる時には廃止される予定となっています。

古い車はダメ!?旧車への増税

旧車1

また、この3つ目が管理人個人的には痛いのですが、
年式の古い車を持っている方には、さらに残念な増税です。

新車新規登録から、13年を経過した自動車は、
(新車登録から 18 年を経過したものを除く)
「自動車税のグリーン化」により、さらに次のように値上げされます(涙)

  • 乗用・自家用:12,900円
  • 乗用・営業用:8,200円
  • 貨物用・自家用:6,000円
  • 貨物用・営業用:4,500円

ううっ買い替えようかな(ノД`)・゜・。

おわりに

2013年の軽自動車販売台数は年間200万台だそうです。

2015年は少し減るかもしれませんが、
単純に計算すると、

200万台×(10800-7200)=72億円

72億円の税収アップですね(^_^;

消費税に加えて、最近増税が目立つように感じますが、
上向いてきた景気が腰折れしないよう祈るばかりです。

2 COMMENTS

ヤナイ

アリアさん、こんにちは。

増税よりも、景気回復を実行してほしいものですね。

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