円高と円安!経済への影響は?生活はどうなる?

円高と円安を、もっとわかりやすく紹介してほしい、
というリクエストを読者の方にいただき、

前回、こちらを記事にしました^^

円高と円安!図と例文ででわかりやすく!

今回は、もう一つのリクエストである、

「相場の変動について起こる、私たちの生活の影響について
 超基礎から応用まで解説してほしい」

になります。


なかなかハードルが上がりましたが(笑)
こちらも、わかりやすくご紹介しますね^^

では、
円高と円安!経済への影響は?生活はどうなる?
です。

いってみましょう!

円高と円安!海外旅行がお得なのはどっち?

南の島


ハワイへ海外旅行に行くために、両替をすることにしました。

2015年1月現在、1ドル=117円なので、
1,000ドルを両替しようと思うと、117,000円が必要です。

これが、3年前の円高の時だと、どうなるでしょうか?

2012年1月は、1ドル=80円でした。

ということは、
1,000ドルを両替しようと思うと、80,000円があればOKでした。


差額は、なんと37,000円です。

商品で考えると、3割引です(笑)


というわけで、海外旅行がお得になるのは、
円高の時、になります(#^.^#)

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円高と円安!輸出入への影響は?

円高になると、海外旅行の時はお得ですが、
輸出入には、どう影響するのでしょうか?


日本は、GDPに占める輸出の割合が、少なくなってきたとはいえ、
基本的に、輸出で稼ぐ国家です。

では、その輸出に有利なのは、円高の時?
それとも円安の時でしょうか?


こちらも、例え話でご紹介しますね。

ある自動車メーカーAが、プリプリという車を、
アメリカへ輸出しています。

<プリプリイメージ>
輸出車

出典:トヨタHPプリウス


人気車種のプリプリは、アメリカでよく売れていて、
アメリカでの販売価格は、30,000ドルです。

1台売れれば、3万ドルゲットです。

この時、2015年1月現在の為替では、
1ドル=117円なので、自動車メーカーAは、
円に換算すると、3万ドル×117円=351万円の売上です。


では、現在よりも円高の時、例えば3年前の、
2012年1月では、いくらの売上になったのでしょうか?

2012年1月は、1ドル=80円でしたので・・・

3万ドル×80円=240万円の売上となります。

  • 円安(1ドル=117円)の時:351万円
  • 円高(1ドル=80円)の時:240万円

差額は・・・

351万円-240万円=111万円になります。

※実際には、円安の時は3万ドル⇒2万5千ドルなどと値引きするでしょうから、この通りではありませんが、値引きされた日本車はよく売れるため、結果として売上はアップします。


1台売れた場合に、111万円の差額ですので、
これはかなり大きいですよね。


つまり、輸出業界にとっては、
円安の方が儲かります。

そして、
円高が進むことは、日本に大きな影響をもたらします。


次で、この円高の時の影響を、見てみましょう。


ちなみに、輸入に関しては全く逆で、
円高の時は、より安く輸入することができるので、
円高の方が儲かります

実際には、輸出する車の部品には、円高によりお得に輸入できた部品も使われていたりするので、単純には言えませんが、基本は上記のようになります。

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為替は私達の生活にどう影響するの?

電卓と家計簿


上記で、海外旅行や車の輸出について、
見てみました。

それでは、私達の生活にはどう影響するのでしょうか?


これは、上記の例え話に出てきた、
自動車メーカーAで、働く人で考えてみましょう。

円安になった場合の輸出関連企業

自動車メーカーAは、輸出企業なので、
円安の時に儲かる企業でした。

そのため、円安が進めば進むほど、会社は儲かり、
そこで働く人達のお給料もアップします。

円安様バンザイです^^


しかし、輸入品であるガソリンや灯油の値段は、
ぐんぐん上昇しました。

原発問題で、原発を止めている間に頑張っている、
火力発電の原料である天然ガス・石油も、輸入品なので、
電気代もアップしました。

円安の時、
会社は儲かり、従業員のボーナスはアップ!


収入は上がり、輸入が原因の支出は、
少し増える感じですね。


また、日本国としてはどうでしょう?

日本としては

  • 企業が儲かったので法人税収アップ!
  • 個人も儲かったので所得税収アップ!

⇒国の経済・財政は潤う( ´∀`)


明るいですね^^

以上が円安の影響でした。


では、これが円高の時はどうなるのでしょうか?

円高になった場合の輸出関連企業

自動車メーカーAは、輸出企業なので、
円高になると、あまり儲かりませんでした。

そのため、円高が進むにつれて、
働く人達のお給料は、少しカットされ始めました。


でも、どんどん円高が進むので、さらに売上は落ち、
ボーナスは全額カット、リストラをするほどになってきました。

従業員の収入は減少、中には職を失う人も現れます。


それでも、1ドル=80円などという円高まで進んだため、
日本国内の工場で車を作っていては、採算が合わなくなります。


そこで、為替の影響を受けない、
外国に工場を移転することになりました。

外国の工場


代わりに、日本国内の工場は閉鎖です。

産業の空洞化ですね。

円高の時、
会社は儲からず、工場を海外へ移転する。

従業員は収入が減少するか、職を失う!


ガソリンや灯油、電気代などの輸入品関連の値段は
下がりますが、円高により収入が激減してしまったため、
家計はちっとも楽になりませんでした。


これを、日本国として見ると、どうなるでしょう?

日本としては

  • 企業は工場を海外へ移転!
  • 工場の閉鎖に伴い失業者が増える
    ⇒失業手当などの国の支出増!
  • 企業が儲からないので法人税収ダウン!
  • 個人も儲からないので所得税収ダウン!

⇒国の経済・財政は悪化する(TДT)


あうう、かなり残念な感じです・・・

・・・以上が、円高の影響でした。

実際には、輸出品には輸入品が材料として使われていて、それぞれが複雑に絡み合っているため、現実とはズレがあります。

さいごに

円高と円安の影響でした!

いかがでしたでしょうか?


あと、アベノミクスにより円安が進みました。
(ていうか、超円高になる前の水準に戻った)

これは、国債を日本銀行がバンバン買いますよ!
って方針を、決めたからですね。

良かったら、こちらもご覧くださいませ(#^.^#)

日銀の金融緩和とは?内容は?わかりやすく!

量的緩和を日本一わかりやすく解説することにチャレンジします!

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コメント

  1. ねこねこ より:

    円安は国内向け産業にとって他の輸入品との競争力が上がるとの話も聞きました。以前円安でヨーロッパの建築用木材が値上がりし国内産の木材への注目が上がっていたとの事です。

    • オトメンパパ より:

      ねこねこ様、こんにちは。

      そうですね。円安=海外での日本製品が安くなる、ですね♪